前歯オールセラミッククラウン #2

前歯オールセラミッククラウン #2

症例紹介

2019.12.4

治療前.被せ物の根元の変色が気になる.歯の変色で歯肉も暗く見える
治療前.被せ物の根元の変色が気になる.
歯の変色で歯肉も暗く見える
クラウンとメタルコア除去後.失活歯(歯髄の無い歯)は茶色く変色しやすい
クラウンとメタルコア除去後.
失活歯(歯髄の無い歯)は茶色く変色しやすい
歯質の漂白後、ファイバーポストコアを接着
歯質の漂白後、ファイバーポストコアを接着
オールセラミッククラウン装着後
オールセラミッククラウン装着後

主訴

前歯の被せ物の根元が茶色く変色していて気になる。

治療内容

クラウンと内部のメタルコアを除去すると歯質が変色していたため、歯の漂白処置をして残存歯質の色調を改善させた。その後、歯と同色のファイバーポストコアを装着し、形態を整えてオールセラミッククラウンの歯型を採得。1週間後にクラウンを試適し色調と形態に問題がなければ接着性レジンセメントで装着。

治療期間

3週間

治療費(税込価格)

165,000円(税込)(ファイバーポストコアが33,000円、オールセラミッククラウンが132,000円)

考えられるリスク

漂白した歯質の色が多少後戻りする場合がある。虫歯により健全歯質が薄くなっている場合は歯根破折を引き起こす可能性がある。

保証

5年以内のセラミックの破損や抜髄をするためセラミックを除去した場合は、無償で交換します。5年以降10年未満においては、費用の20%を患者様にご負担いただきます。保証は半年に1度の定期検診が前提となります。

監修者情報
監修情報

森田 誠(もりた まこと) 山手通り歯科 院長

東北大学卒業後、仙台市内の歯科医院に勤務。その後、新宿区の元日本接着歯学会副会長が在籍する歯科医院で8年間勤務。その間、鶴見大学歯学部歯科補綴学第二講座に所属し学位(歯学博士)を取得。
日本歯科審美学会、日本顎咬合学会、日本補綴歯科学会、日本接着歯科学会、日本歯科保存学会に所属し、なるべく歯を残し、美しさを追求することに精進する。その結果、数多くの著書を手掛け、長きの臨床と研究により接着性・審美性に優れた「接着修復治療」を実践。現在、中目黒で開業し日々精度の高い治療を行っている。
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