前歯3歯オールセラミッククラウン #7
2020.3.18
- 術前。差し歯の根元の黒い変色がとても気になる
- クラウン除去後.メタルコアが入っており、歯質が変色している
- メタルコアを除去しても変色していたため、歯を漂白してからファイバーポストコアを装着
- オールセラミッククラウン装着後
主訴
差し歯の根元の変色が気になる
治療内容
前歯のクラウンを除去するとメタルコアが入っており歯質が黒変していた。メタルコアを除去しても変色が取れなかったため、歯の漂白を行い、その後ファイバーポストコア装着。オールセラミッククラウンの歯型を採得して1週間後にクラウンを試適し、色調と形態に問題がなければ接着性レジンセメントで装着。
治療期間
5週間
治療費(税込価格)
495,000円(税込)(ファイバーポストコア33,000円×3歯、オールセラミッククラウン132,000円×3歯)
考えられるリスク
咬み合わせの調整は慎重に行っているが、歯ぎしりなどの過度の咬みしめで部分的に破損する恐れがある。加齢や歯周病によって歯肉が痩せていくことがあり、歯頸部に空隙が生じる場合がある。漂白した歯根の色が多少後戻りすることがある。
保証
通常使用によるセラミックの破損は、5年以内は無償で交換もしくは修理をします。5年以降10年未満では治療費の20%を患者様にご負担いただきます。
転倒や事故による破損は保証の対象外です。保証は半年に1度の定期検診が前提となります。

森田 誠(もりた まこと) 山手通り歯科 院長
東北大学卒業後、仙台市内の歯科医院に勤務。その後、新宿区の元日本接着歯学会副会長が在籍する歯科医院で8年間勤務。その間、鶴見大学歯学部歯科補綴学第二講座に所属し学位(歯学博士)を取得。
日本歯科審美学会、日本顎咬合学会、日本補綴歯科学会、日本接着歯科学会、日本歯科保存学会に所属し、なるべく歯を残し、美しさを追求することに精進する。その結果、数多くの著書を手掛け、長きの臨床と研究により接着性・審美性に優れた「接着修復治療」を実践。現在、中目黒で開業し日々精度の高い治療を行っている。
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